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石垣で「ライカコレクション」展-「石垣島ラー油」辺銀さんのコレクション一堂に

「ライカ」と「ローライ」合わせて15台が並ぶ

「ライカ」と「ローライ」合わせて15台が並ぶ

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 ギャラリー&雑貨カフェ「石垣ペンギン」(石垣市大川、TEL 0980-82-8777)で現在、「第2回ライカコレクション」が開催されている。

非売品の立体カメラを手にする辺銀さん

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 同ギャラリーには、ドイツのカメラ「ライカ」と2眼レフカメラの元祖「ローライ」合わせて15台が並ぶ。主催する辺銀暁峰(ぺんぎん ぎょうほう)さんは全国的に知られる「石垣島ラー油」の生みの親。父親がカメラマンだった影響で中学生からライカのカメラを触り、高校を卒業するとカメラマンとして活躍する傍ら、ライカのカメラを収集した。

 辺銀さんは「1年に1回はケースから出してメンテナンスしている。せっかくの機会なので、カメラファンに触れてほしい。展示・販売しているカメラの多くは50~60年前の製品。ライカのM型、バルナック型、ローライの2.8F、3.5Fなど、手入れをしっかりしているため現役として立派に使える。1台10~70万円で値引き交渉にも応じたい」と話す。

 特徴は「コレクションはばら売りが基本だが、本体とレンズはもちろん、フード、キャップ、ケース、元箱など付属品もそろっている。中にはカメラ本体より手に入りにくいキャップがある」という。併せて、ライカで撮影した写真や、書籍資料、アクセサリーなども並べる。

 「今の時代はデジタルカメラに移行したが、今でもプライベートはライカを使い、あえてモノクロ撮影で味わいのある写真に仕上げている。石垣の皆さんには、この機会にクラシックカメラの魅力に触れてほしい。形、質感、塗装、シャッター音、全てが逆に新鮮なはず」と辺銀さん。

 営業時間は11時~19時。観覧だけも可能。7月28日まで。

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