石垣の観光施設「石垣やいま村」(石垣市名蔵)で8月5日、「エイサーページェント 2012 ~時をこえ~」が行われた。2009年から数えて今年で4回目。
石垣では同施設を八重山郡民に無料開放し、芝生を利用してエイサーの演舞が行われ、多くの郡民や観光客が訪れた。
エイサーページェントは、沖縄の文化である「エイサー」が全国・世界に広がっていることから、「琉球國祭り太鼓」の沖縄をはじめ、北は仙台まで国内17支部、ハワイ、テキサス、メキシコ、ブラジルなど海外9支部、計2000人が同時刻同時演舞を行うもの。
カウントダウンを会場全員で行い、13時ちょうどにスタート。琉球國祭り太鼓八重山支部の幼児から大人まで50人が、日出克の「ミルクムナリ」、HYの「時をこえ」の2曲を演舞した。途中、音が飛ぶアクシデントがあったものの、同支部の出演者は動じることなく演舞を続け、世界同時演舞終了後には観客から大きな拍手が送られた。演舞の様子は、ユーストリームや「Skype」でも同時配信された。
同施設では同日を「ちむどんエイサー祭り!」としてさまざまなイベントを用意。島内のエイサー団体、石垣島創作太鼓集団「流」 ~NAGARE~、創作エイサー夢幻太鼓、名蔵青年会エイサー隊、八重山エイサー団体 和琉風も駆け付けた。エイサー体験企画も行い、イベント最後には「にわかエイサー隊」として演舞に加わった。