来年3月開港予定の新石垣空港はこのほど国内線ターミナルビル棟上げまでの工事を終え、8月24日、石垣市白保の建設現場で棟上げ式を行った。
ターミナルビルは地上2階(一部4階)、鉄筋コンクリート造。1階8310平方メートルにチェックインロビー、到着ロビー、到着旅客用施設、物販・飲食店舗、2階3820平方メートルに出発口、搭乗待合室、物販・飲食店舗、VIPルーム、3階320平方メートルに設備機械室、4階110平方メートルに展望デッキなどを設置する。
式には石垣空港ターミナル株式会社社長の中山義隆石垣市長や建設、設計に携わる関係者が参加し、完成までの安全祈願を行う神事が執り行われた。中山市長は「八重山郡民の悲願だった新石垣空港建設が着々と進んでいる。これも工事に携わった現場の皆さんのおかげ。昨年の長雨などで苦労されたと思うが、来年の開港後は八重山の観光や産業振興のシンボルになると思う。これからもよろしくお願いします」と工事関係者の労をねぎらい激励した。
神事の後は「まいふなー保育園」の園児が踊りを披露し、関係者から盛んな拍手が送られた。
開港予定日は来年3月7日。