石垣の居酒屋「きっちん ぼるどー」が10月17日、移転オープンして1週間が過ぎた。
以前は中央運動公園西側道路沿いに、昼食をメーンに食堂を営業していたが、市役所向かいの元うなぎ店だった場所を借り、居酒屋として再オープンした。店舗面積は20坪。テーブルと座敷で44席。スタッフは5人体制。
店長は前里信光さん。1990年に開店し、23年がたつ。前里さんが高校卒業後に働いた店の名前で続けてきたが、今回カタカナからひらがなに変えた。「以前の店は、夜に人通りが少なく、昼の固定地元客のおかげで営業していたが、移転して客層が変わり、会社員や観光客が利用する。回転が早い」。洋食やなんこつ・テビチそばが人気で、「ランチは日替わり2種類と、そば類だけに絞り、早く提供することを心掛けている」という。
ランチは、日替わりのA・Bランチ(690円)、八重山そば(小=450円、大=550円)、豚のテビチそば(700円)、軟骨ソーキそば、ぼるどーそば(以上750円)。
夜は、八重山料理をメーンに揚げ物、鉄板焼き、炭火焼き、刺し身など。前里さんの「おすすめ」は、美崎牛のハンバーグ(900円)、手羽空揚げ八重山風(450円)、美崎牛のメンチカツ(700円)、もろみ豚の炭火焼き(2本400円)。飲み物は八重山の泡盛を全種類用意する。
「美崎町は格安大衆居酒屋の激戦区。あえて競争には加わらず、年配の方でもゆっくり落ち着いて飲める雰囲気の店づくりをしたい」と前里さん。
営業時間は11時30分~14時、17時~23時。日曜定休。