「ゆるきゃらグランプリ2012」の投票結果が11月25日、発表された。八重山からは「ピカリャ~」「南の島のゆんた君」「ゴーヤくん」がエントリーしていた。
3回目となる同グランプリに今年は、国内外から865体がエントリーした。9月15日~今月16日にインターネット投票が行われ、約660万票が集まり、埼玉県羽生市で開催された「ゆるキャラさみっとin羽生」でその結果が発表された。
八重山からエントリーした3体の結果は、ピカリャ~=166位(5431ポイント)、南の島の「ゆんた君」=604位(433ポイント)、ゴーヤくん=788位(83ポイント)だった。
「ピカリャ~」は、2010年に竹富島のマスコットキャラクターとして誕生。種類はイリオモテヤマネコ、性格はのんびりしていてマイペース、好きな食べ物は島バナナという設定。おなかには竹富島の島々の地図が描かれている。名付け親は石垣市の西仲野正巳さんで、ヒョウのように大きな体をしている西表島の伝説の生物を元に考えられた。今回の結果について、「ほぼ予想通りの結果だった。幸せを招く猫として、今後も八重山の島々を日本中の人々に知ってもらいたい」とピカリャ~さん。
「南の島の『ゆんた君』」はJA石垣牛のマスコットキャラクター。「家族や仲間、友達みんなでおいしいJA石垣牛を食べてゆんたくをしよう」と鍋倉大さんが名付けた。今回初参加で433ポイントを集め、「今後もさまざまな島内イベントや本土の販促キャンペーンでアピールしたい。キャラクターが大きいため飛行機には乗せられず、石垣牛のように船便で運ぶ」という。
「ゴーヤくん」は「みやげ屋あ」のキャラクター。頭部がゴーヤの形をしており、八重山で開催されるマラソン大会を中心に見かけるが東京マラソン、大阪マラソンにも出場した。頭部は重そうだが、ゆるキャラ界ナンバーワンの健脚を誇り、フルマラソン5時間8分の記録を持つ。
3体は今後も活動を続けながら、来年の「ゆるキャラ」グランプリへのエントリーを目指す。