沖縄一の米どころ・石垣島平田原(ひらたばる)で1月15日、早くも田植えが始まった。田植えをいち早く始めたのは、9ヘクタールの水田を管理する仲新城淳さんで、島内の稲作農家の中でも1、2位を争う超早場米の生産者。
例年、1月初旬に田植えを開始するが、今年は天候不良が続いていたため、見合わせていたという。この日は太陽が顔をのぞかせ、気温は21度まで上昇。「やっと植えることができる」と喜ぶも、「生育状況はよくなく、根の張りが少ない。今後の好天を期待したい」と話す。
仲新城さんは「1期米は、コシヒカリ、ひとめぼれ、あきたこまち、黄金モチ、赤米などを植え5月11日に収穫したい。今年も3期作の予定」と話す。