石垣市中央運動公園で2月1日、プロ野球、千葉ロッテマリーンズ(以下ロッテ)のキャンプインセレモニーが行われた。ロッテの石垣島キャンプは今年で6回目。「翔破(しょうは) ~頂点を目指して」をチームスローガンに伊東勤監督を新司令塔に迎えキャンプに臨む。
トレーニング開始を前に1軍選手らがセレモニーに参加した。中山義隆石垣市長は「ロッテキャンプは観光資源として経済効果を期待できる。地元の子どもたちに大きな夢を与える島の宝物としてバックアップしたい。今後は石垣でオープン戦が開催されることを期待する。今シーズンは伊東勤監督の下、天高く舞い上がり、飛び続けてほしい。日本チャンピオンフラッグを石垣に持ってきてほしい」とあいさつ。
伊東監督は「長いシーズンを勝ち抜くために石垣キャンプは重要な役割を果たす。1人でも多くの皆さんに球場に足を運んでいただき、選手たちを応援してもらいたい。来年はいい報告をしたい」と意欲を見せた。
市内の協賛会社からは、「石垣牛40キロ」「野菜」「マグロ1本」「オリオンビール」「地域通貨」など、地産品を中心とした贈呈が送られ、選手を激励した。
千葉県から親子3人で駆け付けた鎗田綾さんは「石垣は暑くてびっくりした。キャンプは大嶺祐太投手に注目したい。観光もして日曜日には帰る」という。
石垣島出身の大嶺投手は2年ぶりに1軍に復帰、セレモニーに参加した。地元の熱い声援を受け勝負の年となる。
オフは今月4日・8日・13日。3日には少年野球教室、10日には触れ合いサイン会、16日には専修のお宝グッズや往復航空券が当たる大抽選会や、餅まき、交流イベントも行われる。
八重山限定のファンクラブ「ISHIGAKI26」は八重山に住民登録をしている人に入会(大人2,000円、子ども1,000円)を呼び掛ける。
キャンプは19日まで。