石垣に2月7日、ファーム&カフェ「光(ひかり)楽園」(石垣市平得、TEL 0980-88-8731)が開店した。場所は開南のライスセンター向かい。
店長は兼久和菜さん。妹の美和子さんと営む。7年前から親がインターネットでグアバを中心に販売してきた。和菜さんは石垣島で高校を卒業後、東京の飲食業で8年間修業。「高校までは何もない石垣島から早く出ることばかり考えていたが、東京で石垣島の良さを再確認した。親が栽培する熱帯果樹を石垣島の特に若い人たちに広げたい。グアバの消費拡大を狙う」と店のトレードマークはグアバに。店名は祖母が名付けた。
敷地面積は200坪。現在はテーブル2卓のみでテークアウトが中心。「店舗裏の芝生が根付けば、客席を増やしたい。木が好きで店舗のモチーフは木で統一している」
メニューは夏場(4月~11月)の「フルーツかき氷」「スムージー」がメーン。定番商品として「アーサ入りバケットサンド」(スープまたはドリンク付き、500円)が3種類。今月はアーサ入りのフランスパンにクリームチーズ、トマト、キュウリ、大葉を挟んだスイートチリソース味のフードを提供。「マフィン」(180円)も3種類用意する。
店舗は郊外にあるが島民をメーンターゲットにする。「新石垣空港に抜ける道沿いにある。お土産用に『星のちんすこう』『ジャム』『オリジナルティー』も用意した。本土に行く前に寄ってほしい。新空港開港で石垣島の人がもっと石垣島をアピールしなければ」と和菜さん。
営業時間は8時30分~日没。