オリジナルの花織みんさ(みんさとは「みん」は「綿」、「さ」は「狭い」からきたもので、綿で出来た細い布または帯のこと)のバッグや小物、八重山上布ののれんなどを販売している「みね屋工房」(石垣市新川)は5月1日、大川店(大川、TEL0980-88-8287)をオープンした。
店舗面積は12坪。石垣島の海をイメージした織物「石垣ブルー」の写真をあしらった看板が目印になっている。
新店舗では襟や袖に波のデザインをあしらったみんさウエアの新作「波ポイントウエア」や、格子模様になっている「つむぎKo-Si」も販売している。同店では、八重山商工高校の制服販売を行っているほか、店内で機織り体験もできる。
これからの季節に向けて、通気性の良いみんさウエアは人気商品。かりゆしウエアと比べて派手さがないため、仕事での着用に購入する人も多い。面白いオリジナル名が付いた小物もあり、観光客にはバッグなども好まれている。
利用客は、観光客はもちろん行政関係者や地元客も多いという。販売スタッフの又吉伸子さんは「地元の方にみんさや上布を知って頂きたい」とアピールも。
営業時間は10時30分~19時30分。