島の作家が集う「第8回 石垣島てづくり市」が3月20日・21日、石垣市民会館展示ホール(石垣市浜崎町)で開催された。
作家の発表の場として開催される同展。島内でものづくりを行う個人・店舗経営者など30組が出店し、展示即売会を行った。
会場にはパンやさんぴん茶クッキー、月桃やローズマリーなど島のハーブで加工したせっけんや虫よけスプレー、トンボ玉のアクセサリー、フェルトで作ったおもちゃ、レース編みや藍染めの雑貨やパッチワークのかばん、布おむつなど、さまざまなジャンルの手作りの作品が並び、たくさんの市民が作家と会話しながら買い物を楽しんでいる姿が見られた。
今回5回目の出店となる40代女性は「毎年続けて出店していると以前に購入してくれた方から感想が聞けるので、それが自信になる。店頭で会話ができるのがいい」と同市の魅力を話した。
主催者で手芸雑貨店「てしごとや」(石垣市登野城)の水上有紀さんは、「回を重ねるごとに作家さんも増え、定着してきたと思う。今回はオープン前に外で開場を待っていてくださる方もいた」と手応えを話していた。