石垣島のジャズバー「すけあくろ」(石垣市大川)から誕生した音楽バンド「ぴらつかるてっと」がファーストアルバム「めんどくさいからやめた」を発売し、4月20日に同バーでレコ発ライブを行った。
同バンドは石垣島で活躍する具志堅陽子さん(ボーカル・ギター)、喜舎場英雄さん(ギター)、石垣英直さん(ドラム)、同バーのマスター今村光男さん(ベース)で結成。アルバムにはオリジナル9曲・カバー曲2曲を収録。同バーと東京のライブハウス「APIA(アピア)40」(東京都目黒区)のコラボ制作となる。プロデュースはAPIA40の伊藤哲男さん。
ライブではアルバム収録のオリジナル曲「Waltz(ワルツ)」「感情失禁」「めんどくさいからやめた」「春になったら」や八重山民謡の「月ぬ美(かい)しゃ」などを披露。ゲストプレーヤーとして収録に参加したバイオリニストの柴田奈穂さんも駆け付けた。
会場いっぱいに詰め掛けた観客は、独特な歌声とジャズ調のアレンジを織り交ぜた独創的なライブ演奏に気持ち良さそうに聴き入っていた。
石垣市在住の夫婦は「聞いたことがないような音楽が聞けた」「全国を騒がせるような作品となると思う」とすっかり魅了された様子だった。
アルバムは5月22日に全国でも発売予定。全国CDショップ、アマゾンなどで購入できる。価格は1,500円。