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石垣・川平に島料理が売りの宿-部屋からエメラルドグリーンに輝く川平湾の眺望

手前がレストラン、奥の建物2階もレストランで3階がペンション

手前がレストラン、奥の建物2階もレストランで3階がペンション

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 石垣・川平に4月30日、味の宿「やすらぎ」(TEL 0980-88-2922)がオープンした。島の食材を使った創作料理がメーンで、宿泊客以外も予約すれば島民もレストランを利用できる。オーナーは長谷川奨さん。

ペンションの部屋からは川平湾の眺望を楽しめる

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 長谷川さんは三重県出身。三重、大阪、東京の日本料理店で修業を積み、石垣では8年間居酒屋「はいさい」を経営した。旧「海の家族」を譲り受けて改装し、この日を迎えた。

 宿は3階建てのペンションタイプと、コテージタイプに分かれ、「ペンションタイプ」(1人1万1,000円~)は、3階の部屋から「ミシュラン」最高峰の3つ星を付けた川平湾を眺めることができる。「コテージタイプ」(1人1万500円~)は花や木々に囲まれている。いずれも朝、夕食付き。4人までの和室コンドミニアムもあり1室3万3,000円。食事は付かない。川平湾までは徒歩3分の距離。

 レストランでは、石垣ならではの食材、セミエビ、イセエビ、ヤシガニ、ガザミ、石垣牛などを使ったメニューを提供。長谷川さんの「おすすめ」はセミエビで、イセエビよりも身が甘く、おいしいという。

 宿泊費に3,000円を追加すると、リクエストに応じたバーベキューも楽しめる。レストランでは、島民にも人気の「ヤシガニソバ」「ガザミソバ」(以上2,000円)は予約制。石垣牛をブレンドした塩で引き締め、牛のうま味を引き出した「石垣牛塩すき焼き」(7,500円)も。

 また、長谷川さんは石垣で唯一、オリジナルの「ヤシガニせんべい」(2枚×14袋=1,470円、2枚×6袋=750円)も販売する。ヤシガニのみそ、エキスをふんだんに使い、薄焼きえびせんのようなサクっとした食感でみそが利いた味わいが特長。

 「観光客の皆さん、島民の皆さんも大歓迎。石垣でも珍しい食材をぜひ堪能してほしい」と長谷川さん。

 レストランの営業時間は11時30分~14時30分、15時30分~22時。

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