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石垣市婦人連合「芸能大会」で200人演舞-涙や笑いに包まれ盛況に

伝統舞踊から創作劇まで幅広い演舞を披露

伝統舞踊から創作劇まで幅広い演舞を披露

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 石垣島の各地区婦人会員が演舞する「第23回婦人芸能大会」が9月29日、石垣市民会館大ホール(石垣市浜崎町)で開催された。

水牛など凝った演出も

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 石垣市婦人連合会主催。地域文化の継承と創造を図り、会員の親睦や団結、活動資金の造成を目的に2年に1度開催している。今年は石垣市婦人連合会役員のほか、10の婦人会から200人近い会員らが出演し、八重山の舞踊や創作舞踊、創作劇などを披露した。

 同連合会の金城綾子会長は「石婦連では地域に根ざした活動を行っており、これからも女性の力を結集して豊かな社会の構築に努めていきたいと思う。今日は会員が家事や育児、仕事の合間を縫って練習に励んだ成果を舞台いっぱいに披露しますので、どうか最後までご観覧ください」とあいさつ。

 舞台は石垣市婦人連合会役員11人による「鷲ぬ鳥節」で幕開けし、続いて真栄里婦人会の「真栄里小唄」、大浜婦人会の「秋の踊り」、白保婦人会の創作舞踊「生らしたぼり」、新川婦人会の「古見ぬ浦節」が披露され、大川婦人会の種取祭での遊び「パナパナ」では罰ゲームの神酒を飲まされるたびに会場から笑いを誘った。

 後半は登野城婦人会の「赤馬節」で始まり、石垣婦人会の豊年祭の踊り「石垣村豊年世果報音頭」、新栄町婦人会の「川良山節」、平得婦人会の「平得世果報節」と次々と演舞が披露された。最後の宮良婦人会の「母・・・うむい」では、絆の大切さや母の思いを込めた創作劇が披露され、観客の心を打った。

 同公演は昼と夜の2回に分けて行われたが、会場はどちらも満席状態で立ち見が出るほどだった。

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