石垣で10月20日、一足早いハロウィーンイベントが行われ、道行く市民や観光客を驚かせた。主催はワイン酒場レッドドラゴン。

ぱいーぐると踊る仮装した子ども

　同店に集合した幼児や小学生は、ハロウィーンで着用する仮装用の仮面や黒いビニール袋で服を作った。同店を出ると観光客が行き交う繁華街。観光客は、突然現れた仮装集団にびっくりしながらも「TRICK or TREAT（お菓子をくれなきゃ、いたずらするぞ）」というプラカードを見て事情を察した様子。

　土産店が軒を連ねる「ユーグレナモール」では、子どもたちが土産店で「トリックオアトリート」と言うと、店員はお菓子を渡した。その後、南（ぱい）ぬ島石垣空港マスコットキャラクター「ぱいーぐる」が現れ、子どもたちはびっくり。一緒に南ぬ島石垣空港PRソング「おかえり南ぬ島」を踊った。

　同店に戻った子どもたちは、早速イベントで撮影した写真を見ながらピザを食べ、楽しいひとときを過ごした。参加した子どもたちは「仮面作りが楽しかった」「恥ずかしくてせっかく作った仮面を付けられなかった」「ぱいーぐるに会えてうれしかった」「ハロウィーンを初めて経験して面白かった」などと感想を話した。

　企画した呉島英男さんは「初めての企画だったが子どもたちに喜んでもらえたようでうれしい。ハロウィーンの今月31日には大人向けの企画をしたい」という。