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石垣におにぎりメーン「パーラーさんご」、石川からの移住女性が開店

「具材一つ一つを手間暇かけて作っている」と中村さん

「具材一つ一つを手間暇かけて作っている」と中村さん

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 石垣に11月3日、パーラーさんご(石垣市大川、TEL 0980-83-3144)がオープンした。おにぎりのテークアウトがメーンだが、店内で飲食もできる。

店は一方通行道路にあり、看板が目安

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 店主は中村みちるさん。石川県金沢市内で日本料理、イタリア料理などで7年間修業し、将来に備えてきた。中でも地域に愛される「おにぎりカフェ」で働いた経験は、開業のヒントになり、物件を見たときに「頭の中におにぎり販売のイメージが浮かんだ」という。

 2007年に石川県から移住、竹富島で2年間働いた後、石垣でホテル勤務などを経験、念願の「自分の店」を手に入れた。

 店舗面積は9坪。テーブル2台で6席を用意。9月から友人たちの助けを得ながら、多くの部分を手作りしたという。

 メーンとなるおにぎりの種類は、「梅ちらし」「おかか昆布」(以上120円)、「厚焼玉子」「油みそ」(130円)、「さけ」「鶏の空揚げ」(150円)など。今後は定番商品と一部を入れ替えながら販売していく。おにぎりは午前中に作り、できたてを提供する。「具材一つ一つを手間暇かけて作っている」。金沢の実家で米作りをしているため、実家のコシヒカリを使う。米は痛まないよう低温米びつクーラーで管理する。

 そのほか、おにぎりに合う「豚汁」(180円、テークアウトは+20円)、ハイビスカスと蜂蜜のシロップを使った「南国シロップのかき氷」(400円)、ソフトドリンク、アルコール、おつまみもある。

 「近所の皆さんに愛される店にしていきたい。子どもがおなかがすいた時に気軽に立ち寄れるような店にしたい」と中村さん。

 営業時間は12時~20時。月曜・火曜定休。

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