石垣市は、石垣島で育まれたクリエーター(創造者)を集める「石垣島 Creative Flag」プロジェクトを開始し、登録者を募集している。同市が主催し、市内のウェブ制作会社ネマオフィスを中心に構成される事務局が運営する。
企画は、島の創造力(Creative)に旗(Flag)を立て、国内外にPRするというもの。石垣島に縁のあるクリエーターに参加を呼び掛ける。
事務局の根間律さんは「石垣島ではさまざまな可能性を持つクリエーターが活動しているが、世界に誇る美しい自然や島文化がクリエーターの創造力をかきたてているともいえる。また、石垣島は国内とアジアの架け橋にもなる地理的環境にもあり、国内外のハブとしても期待できる。石垣島で育まれた『感性』を持ち、島の可能性ともいえる『石垣島クリエーティブ集団』を形成し、国内外に活躍の場をプロデュースしたい」と意気込む。
募集クリエーターの分野は、イラスト、写真、映像、デザイン、音楽など。参加無料。参加のメリットとして、作品を国内外に向けて継続的にPRでき、各種イベントやネットワークに参加できる。
応募人数は30人。バイリンガルメディア「PingMag」トム・ヴィンセント編集長、離島経済新聞社の鯨本あつこ編集長、離島専門タブロイド紙「季刊ritokei」の岡崎智弘アートディレクターが審査にあたる。
応募は今月20日まで。ホームページで申し込みを受け付ける。25日に選考結果を発表、2月までにクリエーターの作品をアーカイブするウェブサイトと冊子を制作。東京、石垣、台湾でプロモーションイベントを開催する予定。