見る・遊ぶ

八重山・石垣でプロバスケ、琉球キングスが3年間負けなしで不敗神話続く

MVPにも輝いた豪快なダンクシュートを決めるマクヘンリー選手

MVPにも輝いた豪快なダンクシュートを決めるマクヘンリー選手

  • 0

  •  

 プロバスケットボールbjリーグ「琉球ゴールデンキングス対高松ファイブアローズ」ユーグレナゲームが2月22・23日、石垣市総合体育館で行われた。石垣島で3年連続の開催となり、両日合わせて約5000人が観戦した。

試合後、ブースターにあいさつをする選手たち

[広告]

 結果は初日が71対59、2日目は93対67で2戦ともキングスが制し、西地区で独走の1位となった。これで琉球キングスは石垣で3年間負けなしの6連勝。不敗神話を伸ばした。

 試合前の選手入場では照明や音響での派手な演出に体育館が巨大なディスコのように様変わり。会場の興奮は早くも最高潮に達した。試合中も攻守により音楽が切り替わり、「GO! GO! KINGS! 」「ディフェンス」と会場一体となってキングス選手を後押し。両チームの見事なプレーや豪快なダンクシュートに惜しみない拍手と歓声が送られた。

 MVPとなるユーグレナ賞は、初日はアンソニー・マクヘンリー選手(背番号5)、2日目は小菅直人選手(同9)が獲得。マクヘンリー選手は「会場の皆さんにエネルギーを与えられた」。小菅選手は「来年以降も八重山開催を続けられれば。シーズン優勝をしたい」と話した。

 沖縄本島から来島したキングスファンは「石垣での試合は本島での試合と同じくらい応援が素晴らしい。ユーグレナの出雲社長の『八重山の子どもたちがプロバスケチームになるまで石垣開催を支援したい』とのあいさつに感動した。ぜひ実現してほしい」。地元から2日連続で応援に来た平良一洋くん(海星小6)は、「2日目は1日目よりたくさんのダンクシュートを見ることができて楽しめた。将来はキングスでプレーしたい」。

 地元の高校生もモッパーとしてゴール下で控え、八重山商工バスケットボール部の選手は「シュートの打ち方、タイミングなど勉強になった。マクヘンリー選手のようになりたい」と話した。

 試合前には当日にキングス・ダンサーズからダンスの手ほどきをうけた60人がダンスを、ハーフタイムショーでは救急医療促進PRのダンスボーカルユニット「AED48 isg」が歌とダンスを披露し、大きな拍手を受けた。

  • はてなブックマークに追加
エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース