石垣・新川に3月1日、レストラン「あかばな」(石垣市新川、TEL 0980-82-9797)がオープンした。店の前を走る県道沿いにハイビスカス(沖縄方言=あかばな)が咲くことから名付けた。昨年8月に移転オープンしたカマンタダイビングクラブの1階部分をレストランとして使う。
店主は富岡ちえみさん。夫の長裕さんも海に出ないときには手伝う。「ダイビングの宿泊客の皆さんに使ってもらいたいと思い、1階を食事で利用できるよう設計していた。ランチタイムにはお客さまがダイビングに出掛けてしまうので一般のお客さまを対象に店を開く。今後は夜に居酒屋として営業したい」とちえみさん。
メニューは、「八重山そば」(500円)、「ソーキそば」(700円)、「カレー」(500円)、「カツカレー」(650円、以上大盛りは50円増)。そばにはおにぎり、カレーにはサラダがサービスで付く。日替わりランチも用意し、例えば美崎牛の牛丼に小鉢とアーサースープが付いて750円。「日替わりランチは島の素材を使いたい」という。
石垣で結成したエンタメユニット「きいやま商店」は親せき。「土曜日のそば」という歌があり、石垣では週末にそばを食べる習慣が残ることから土曜日を「そばの日」として50円割り引く。
そばの味付けはちえみさんの好きな「あっさり味」で提供する。だしは鶏ガラを多めに使う。ソーキは、軟骨部分を使い、みりん、しょうゆ、黒糖で煮込む。
「そばの味の好みは人それぞれ。まずは一回食べてほしい。地元に限らず、移住者、観光客の人にも利用してもらえれば」と話す。
店舗面積は30坪。テープル、掘りこたつ座敷で32席を用意。
営業時間は11時30分~14時30分。日曜定休。