各分野で頑張っている子どもたち応援しようと八重山青年会議所（石垣市浜崎町）が主催した「青少年まいふなー大賞」の表彰式が11月29日、市内のホテルで行われた。

　「まいふなー」とは八重山の方言で「お利口さん」の意味。同賞では親の手伝いや地域への貢献、努力の継続など日ごろの子どもたちの活動を褒賞するもので、対象は小学生～高校生。

　最高賞の「青少年まいふなー大賞」には比嘉真優子さん（八重山高校3年生）が選ばれた。比嘉さんは郷土芸能部に所属。第31回八重山古典民謡コンクールの最優秀賞を最年少で受賞しているほか、2006年度と今年度のとぅばらーま大会で優秀賞を受賞している。

　「努力継続まいふなー賞」に選ばれたのは、6年間ジュニアトライアスロンに出場している嘉良椋介さん（海星小学校6年生）。「家族まいふなー賞」には朝刊の新聞配達を6年間続けている與那嶺光司（八重山農林高校3年生）が選ばれた。

　同会議所理事長の大浜寛之さんは「今回が7年ぶりの開催。準備期間は短かったが、素晴らしいまいふなーが集まった。今後も地域で頑張っている子どもたちを応援していきたい」と話した。選考委員長を努めた八重山PTA連合会会長の伊良皆高信さんは「地域の子どもたちのリーダー的存在として、夢に向かって頑張って下さい」とあいさつ。大浜長照石垣市長、兼島規八重山支庁長もあいさつし、お利口さんたちを称えた。

　そのほかの受賞者は以下の通り。地域貢献まいふなー賞＝砂川稜平（石垣中1年）、山根鈴菜（八島小6年）、砂川有沙（大浜中1年）、出口優菜（宮良小6年）、古荘由夏（同6年）。まいふなー奨励賞＝花城さや（海星小6年）、狩俣南帆（同4年）、狩俣鈴帆（同3年）。

八重山青年会議所