石垣島の魚にこだわった海鮮料理店-那覇から戻り店開く

民家をイメージした赤瓦が目印の海鮮料理店「あっぴー」

民家をイメージした赤瓦が目印の海鮮料理店「あっぴー」

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 島の魚にこだわる海鮮料理店「すし・海鮮・島料理 あっぴー」(石垣市新栄町、TEL 0980‐83‐8330)が12月2日、オープンした。

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 店舗面積は17坪で、席数は25席(カウンター5席含む)。店内は木目を基調として落ち着いた雰囲気で、民家をイメージした赤瓦が目印。店主の玉木精二さんは「那覇の新都心で5年ほど営業していたが、やはり島の人に食べてもらいたいと考え、心機一転頑張ろうと思った」と出店の理由を話す。店名の「あっぴー」とは海人(うみんちゅ)の綱元の中でも全体をまとめる長を意味するという。

 同店では、その日に獲れた新鮮な魚を提供する。「今の時期おいしい」(玉木さん)のは、カーエ(方言でゴマアイゴのこと)の刺身(800円)、アカジン(方言でスジハタのこと)刺身(1,800円)など。「グルクン(方言でタカサゴのこと)フライもあるが、新鮮なグルクンであれば刺身も出す」(同)。

 玉木さんの姉が鮮魚店を営んでおり、そこから魚を仕入れる。「できる限り地元の魚を使いたいと考えている。地元の人に地元の魚はこれだけおいしいんだと知ってもらいたい」と話す。

 すしや巻物、ちゃんぷるーなどのメニューも用意しているほか、「オオタニワタリやアダンのくきなど地元の野菜を使った料理も考えている」と玉木さん。「地元の素材を使った島の味を、島の人にも内地の人にも食べてもらいたい」と意気込みを見せる。

 営業時間は17時~23時。

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