石垣で2月6日、千葉ロッテ石垣島キャンプの第2クールが始まった。この日は石垣島は16.5度までしか気温が上がらず、太陽は顔を出さなかったが、前日のPM2.5による大気汚染も解消し、選手たちはいい汗を流したようだ。ウオーミングアップ前には新人による朝の声出しも始まった。
コーチが「第2クールも元気に行きましょう」と呼び掛け、選手たちは互いに声を出しながら、次々とメニューをこなした。ウオーミングアップで石垣出身の大嶺翔太内野手はキャプテンの鈴木大地内野手に続き、汗を流した。
兄の大嶺祐太投手は内野ゴロの処理練習でエラーを続けた。すると応援に来ていたファンから「大嶺さーん」というからかいと激励を交えた声援も。
大阪から親子で見学に来た田頭智子さん、多恵さんは「今年の応援は5年目。7泊する。一番の目的は清田育宏外野手に会うこと。娘と誕生日が同じで顔も覚えていてくれる。とにかく優しいところが大好き」という。
石垣島キャンプになり、千葉から欠かさず来島する40代女性は「花粉症を避ける目的もあり、毎年フルに見学している。いつもは2軍から1軍に上がる選手に注目しているが、今年は大阪桐蔭高校からドラフト5位で入団した香月一也内野手に注目したい」と話していた。