見る・遊ぶ 暮らす・働く

石垣でトライアスロン大会 スイム中止でデュアスロンに変更

リレーはスイム担当がラン2キロに変更、一斉にスタートした。はだしやサンダルの走者も

リレーはスイム担当がラン2キロに変更、一斉にスタートした。はだしやサンダルの走者も

  • 0

  •  

 「石垣島トライアスロン2015」が5月25日、南ぬ浜町をスタート、中央運動公園陸上競技場をゴールに、2年ぶりに開催された。主催は日本トライアスロン連合。

男子1位は桑原寛次さん、2位は北原秀樹さん、3位は白井克昌さん

[広告]

 エイジクラスには519人、3人1組のリレーには90組が出場した。悪天候によりスイムは中止となり、スタート時刻は7時50分から8時45分に変更。エイジクラスは10秒置きに十数人ずつがバイクをスタートするデュアスロンとなり、リレーはスイム担当者がラン2キロに切り替わった。バイクコースは50キロから27キロに短縮された。

 スタート前に開会式で同連合森崎俊紘副会長は「選手の皆さんには2年間お待たせした。大会出場を大歓迎したい。スイムは中止となったが、レースは苦しければ苦しいほど思い出は大きくなる。条件は皆同じ」と激励した。

 スイムがなくなり、バイクコースも短縮したため、選手たちのエネルギーはバイクに集中。スピードのあるレース展開になり、沿道で応援する人たちをあっという間に駆け抜けた。ランは、標高差45メートルのアップダウンを往復するコース。レース中、雨は降らなかったが、蒸し暑さがあり、ランのエイドステーション(バラビドー付近)では、水がなくなる一幕も。

 レースの結果、エイジ男子は桑原寛次選手(沖縄、1時間18分28秒)が5回目の優勝。女子は江村彩選手(石垣市、1時間50分58秒)が初優勝した。リレー優勝は「ちゃーいけ!島の高校生!!」(同、1時間28分40秒)。

 福士知孝さん(同、11位)は「総合で10位以内に入れず残念だった。バイクを全開で飛ばした分、ランでペースが落ちてしまった。石垣を離れるので今回で最後の出場。7回連続で地元1位になれたので心残りはない」とレースを振り返る。

 小林正和さん(同、436位)は「コースは短くなったけれど、蒸し暑く、アップダウンがきつくつらかった。来年は体を絞って再挑戦したい」。井出淑子さん(愛知県、女子13位)は「石垣の大会は初参加。他の大会と比較し、沿道でパイナップルの提供や、鳴り物で応援してくれて島の人の温かさを感じた。来年はスイムを含めた大会に再チャレンジしたい」とそれぞれ感想を話した。

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース