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石垣島最北部に乗馬施設「石垣島馬広場」 6月オープンに向け準備着々

朝倉隆介さんと12歳のセン馬ソンショウ

朝倉隆介さんと12歳のセン馬ソンショウ

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 石垣島最北部の平野集落内に6月初旬、乗馬施設「石垣島馬広場」(石垣市平久保)がオープンする。

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 同施設を運営する朝倉隆介さん・美枝さん夫婦は、与那国島にある「ヨナグニウマふれあい広場」で7年ほど働いていたが、与那国馬と触れ合える自分たちの乗馬施設を作りたいと馬と一緒に石垣島に移住してきた。現在、石垣島馬広場には与那国馬3頭と与那国馬の雑種1頭がいる。

 朝倉隆介さんは千葉県出身。馬が好きだったことから乗馬学校に行き、オーストラリアで競馬騎手を目指そうとしたこともあったが、沖縄で馬の仕事ができる場所がいいなと思い与那国島に渡り、和種馬である与那国馬と出会った。東京出身の朝倉美枝さんは、専門学校の実習で触れ合った馬が好きになり、卒業後は長野の乗馬クラブの厩務(きゅうむ)員をしていた。与那国島では馬と一緒に海に入れることを知ったのをきっかけに与那国島で働き始め、与那国馬と出合った。

 「馬を使役動物としてではなく、乗って遊ぶ人のパートナーとしての位置付けで広めていきたい。乗るのが楽しいということを広く知ってもらうことで、小柄ながら力持ちでやさしい気質の日本在来馬の存在感を高めていきたい」と朝倉さん。

 同施設では、トレッキングを主体とした乗馬コースを開設する予定で、ビーチに行くコースと平久保牧場に行くコースがある。乗馬が未経験でも、引き馬だけではなく、馬に乗る前に世話をするところから始め、馬に慣れてもらい自分で手綱をとって乗馬体験をしてもらうことにしている。石垣島の大自然のなかで乗馬を楽しむことができる。

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