石垣島が生んだヒーロー、具志堅用高さんの国際ボクシング殿堂入りを記念して設置される「国際ボクシング殿堂入り記念パネル」の除幕式が6月22日、離島ターミナル(石垣市美崎町1)の具志堅用高像の前で行われた。
元世界ライトフライ級王者で13連続王座防衛の日本記録を持つ具志堅さん。14日には国際ボクシング殿堂の式典とパレードが米ニューヨーク州カナストータで行われ、多くのボクシングファンが祝福した。
これを受けて石垣市では19日、市役所庁舎に具志堅さんをデザインした6メートルの懸垂幕を設置。22日には、祝福を表す記念パネルを具志堅用高像と並べて設置し、9時から除幕式を行った。
石垣市の中山義隆市長のあいさつに続いて、具志堅さんと中山市長が除幕を行い、具志堅さんがパネルにサイン入れをした。具志堅さんは「石垣島を思いながら厳しい闘いを乗り越えてきた。ボクシングをやってきて本当に良かった。皆さまへの感謝でいっぱい。これを機会に石垣島から世界へ羽ばたく若い人たちに出てきてもらえば」と喜びを言葉にした。
式典終了後、具志堅用高像とパネルの前で写真を撮る市民や観光客が後を絶たなかった。