石垣市観光交流協会(石垣市浜崎町)は7月2日から、フランス・パリの見本市・国際展示会場「Paris-Nord Villepinte(パリ・ノール・ヴィルパント展示会場)」で開催された「第16回 Japan Expo」に出展した。
日本の教養と娯楽をキーワードに日本文化の多様性をより多くの人々に紹介することを目的にした同見本市。2000年に始まり幅広い層に人気のあるイベントとして認知されてきた。2009年には外務大臣賞、2011年はAMD(Association of Media in Degital)功労賞、2013年は文化庁長官賞を受賞。2014年は24万人余りが来場する見本市に成長している。
同会は沖縄観光コンベンションビューローと連携して出展した。「多くの人が来場するため、石垣島をアピールするチャンス。自然が豊富なことを告げると興味を示してくれた。特に海の写真や資料を見せると『C’est manifique!』(素晴らしい!)という声が挙がった」と同会の高倉大さんは話す。
石垣島などの沖縄ブースには、「石垣島に行きたい」「沖縄に行くのが夢」という質問やメッセージが寄せられ、高倉さんは「沖縄・石垣島の知名度そのものは低くはないものの、具体的な来島方法や観光情報などのプロモーションを行う必要性を感じた」と先を見据える。