星のや竹富島(竹富町竹富)では現在、竹富島に息づくパワーを感じられる「神々の集う島、満ちる滞在」を提供している。
種子取祭に島で食べられる素材を使った五穀豊穣を願う朝ごはん。島の恵みからエネルギーをいただく
毎年、秋に10日間かけて行われる「種子取祭(たねどりさい)」。種を蒔(ま)き、収穫があることを祈願するもので、約600年の歴史がある島で最大の祭り。
ハイライトは7日目~9日目(今年は、11月10日~12日)に行われる「奉納芸能」で、70を越える芸能が竹富島の玻座間村と仲筋村の人々により披露される。祭りの9日目には、五穀豊穣をもたらす神様「弥勒(ミルク)」への感謝の祭事を執り行う。同祭りには島出身者の多くが帰省し、観光客も訪れるため島はにぎわいを見せる。
同ホテルの杉山真実さんは「竹富島の魅力は重要的伝統物群保存地区に制定される美しい街並や、それを創っている島の人々の想い、大切に守り伝えて来た文化・伝統こそが魅力。そんな竹富島の文化と魅力をより知ってもらいたいという思いから、島で一番大きな祭りである『種子取祭』に合わせて今回のプランを作った。他では体験できない滞在を楽しんでもらえれば」と呼び掛ける。
11月31日まで。プランの内容はホームページで確認できる。