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石垣にダイバーをターゲットにした居酒屋 ダイビング客優遇も

店内は羅針盤など海に関するオブジェや水中写真が並ぶ

店内は羅針盤など海に関するオブジェや水中写真が並ぶ

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 石垣に10月10日、「島の居酒屋 石垣ブルー 碧(あお)い海と蒼(あお)い空」(石垣市大川、TEL 0980-87-6181)が開店した。場所は観光客が行き交うユーグレナモールの近く。

場所は観光客が行き交うユーグレナモールの近く

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 店舗面積は10坪。羅針盤など海に関するオブジェや水中写真が並ぶ店内には、掘りごたつ席とカウンターで20席を用意。2階には昭和の看板などで室内を取り囲むVIPルームを用意する。

 マスターの田畑登さんは、15年前からダイビングで石垣島の海に魅せられ、行き来してきた。60歳を機に「今行かないと移住は難しくなる」と浜松で30年経営した居酒屋を閉め夫婦で移住。常連客50人がサプライズパーティーを開き、石垣での新たな船出を祝ってくれたという。

 店のコンセプトは「海の青さに魅せられた人たちのために海をモチーフとした店づくり」。中でもダイビング客は優遇し、ガイド・インストラクターは10%、Cカード掲示で5%を割り引く。テレビモニターでその日撮影した魚などを映し出し、「食事しながらログ付けにも利用してほしい」と呼び掛ける。

 田畑さんの「おすすめ」は、モズク、マグロ、とろろ、海ぶどうが入った「モズクスペシャル」(572円)、「蒸し鶏のゴマだれソース」(745円)、「ピザの春巻きロール揚げ」(605円)、豚足、厚揚げ、カマボコ、大根、ニンジン、昆布などが入った「煮付け」(853円)など。浜松の日本酒「花の舞」も用意する。「浜松の店から和食、洋食、沖縄料理を柔軟に取り入れ、酒に合うつまみを開発してきた」という。

 「観光客が多い場所だが当店を目当てに来店するような店にしたい。中でもダイバーは大歓迎。明日の海に思いをはせるような雰囲気にしたい」と田畑さん。

 営業時間は16時~23時。日曜定休。

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