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石垣で凸凹道サイクリング 子どもパークレンジャー事業第5回

平久保半島の東海岸道路のサイクリングを楽しんだ

平久保半島の東海岸道路のサイクリングを楽しんだ

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 石垣島北部の平久保半島の東海岸で11月3日、石垣島北部地域子どもパークレンジャー事業の第5回活動「平野-明石凸凹道サイクリング」が行われた。環境省の子どもパークレンジャー事業で、事業実施者はエコツアーふくみみ(石垣市野底)。

出発前の記念撮影

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 「石垣島北部JPR(子どもパークレンジャー)」は、伊原間中学校区(伊原間中学校・平久保小学校・明石小学校・野底小学校・伊野田小学校)の児童生徒を対象とした公募型の自然体験活動。凸凹道サイクリングには、小学3年から6年までの7人と保護者3人が自分の愛車を持ち寄って参加した。

 明石公民館前に集合した参加者はまず、マウンテンバイクのツアーを行っている「れんがら屋」の山中健二さんに、未舗装道路での乗り方の講習を受けた。その後、トラックで自転車を平久保半島北端の平野地区まで運び、サイクリングをスタートした。

 平野から明石までの東海岸の市道(未舗装)およそ8.5キロを走行。広大な平野牧場を通り、途中にある安良村跡を見学し、久宇良牧場内の道路を通り約2時間かけて明石に到着した。アップダウンの激しい砂利道に悪戦苦労しながら、海と山に囲まれた雄大な牧場風景の中を全員が完走した。

 平久保半島の東海岸は国立公園に指定され、特徴的な牧場風景と森や海岸などの豊かな自然が残されている。石垣市でも東海岸の市道を可能な限り未舗装のまま活用する計画がある。

 横田ゆららさん(野底小5年)は「砂利道は大変だったけど、みんなで一緒に走ることができて楽しかった」と話し、根本環大(かんた)さん(同3年)は「急な上り下りがあり何回も転んでしまったけど、とても楽しかった」と話した。

 第6回の活動は11月下旬に「野底マーペー登山」を予定している。

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