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石垣で千葉ロッテと台湾のラミゴモンキーズが交流戦 千葉が初戦制す

加藤選手の本塁への力走で流れは千葉に

加藤選手の本塁への力走で流れは千葉に

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 石垣市営球場で2月13日、千葉ロッテマリーンズとLamigo(ラミゴ)モンキーズ(台湾)の日台交流戦(アジアゲートウェイ交流戦Power Series2016 in 石垣島)が行われ、4対1で千葉ロッテが勝利した。

夏川りみさんとFire EX.で始球式

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 最高気温26.9度の夏日となった球場には、3200人が足を運んだ。チャーターフライトやクルーズ船で台湾から訪れたファンが、真っ赤なユニフォームで3塁側内野席を埋めた。

 セレモニーでは、台湾でも人気の石垣市観光大使、夏川りみさんが「涙そうそう」を披露、台湾の人気ロックバンド「Fire EX.」もラミゴのテーマソング「SUPER MONKEYS」を歌い、2組で始球式を行った。選手、観客で台湾南部地震の犠牲者に黙とうもささげた。

 試合は投手戦となり、ラミゴは先頭打者が度々出塁するも打線が続かなかった。石垣市出身の大嶺翔太選手は、7番サードで出場、打席に立つと観客席から大きな声援を受け、見事チーム初安打を放った。

 試合が動いたのは7回裏の千葉の攻撃。加藤選手、角中選手が四球で出塁、細谷選手の安打に加藤選手が本塁でクロスプレイ。判定セーフで1点を入れると、流れは千葉に。その後根元選手の安打などで3点を入れた。結果は4対1で初戦を千葉が制した。

 ラミゴは音とラミガールズによるダンスを組み合わせた応援が目を引いた。ピッチャーが投げる瞬間も応援が続けられ、観客も一帯となったダンスは千葉の応援を圧倒した。

 選手グッズが当たる抽選会も行われ、家族5人で来た地元の照屋さくらさんは「ドラフト1位の平沢選手のユニフォームが当たった。超ラッキー」と喜んだ。神奈川県から親子3人訪れた岩本千春さんは「応援している江村捕手の手袋が当たってうれしい。石垣は暖かくて帰りたくない。アーサーの天ぷらやグルクンの空揚げなど沖縄料理も楽しんでいる」と話した。

 交流戦は2月14日も13時から行われる。

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