石垣市営球場で2月14日、千葉ロッテマリーンズとLamigo(ラミゴ)モンキーズ(台湾)の日台交流戦(アジアゲートウェイ交流戦Power Series2016 in 石垣島)が行われ、6対7でラミゴが逆転勝利した。
試合前セレモニーでは、「カンパイガールズ」「ラミガールズ」「M☆Splash!!」がダンスを披露し観客を魅了。石垣島協力会会長の中山義隆石垣市長が始球式を行った。
石垣島は14時に26.8度まで気温が上がる夏日となったが、天気が急転し、気温が一気に4度下がり、一時雨も降った。風が強くなり野手が飛球の捕球に苦労する様子も随所で見られた。
試合は前日の投手戦から一転し、両チーム12安打ずつの乱打戦となった。指名打者の井上晴哉選手は3安打の猛打で両チーム唯一の本塁打を放ち、球場を沸かせた。ルーキーの平沢大河選手は中堅手の頭上を越える適時三塁打でアピールした。
石垣島出身の大嶺翔太選手は途中出場。左飛球に終わった。守備は一塁に入り、そつなくこなした。
ロッテがラミゴを引き離してもラミゴが追いつく試合展開。ラミゴは7回に6対6に追い付き、8回裏に1点加え逆転。9回を守り勝利を収めた。
試合後、両チームは握手を交わし、互いの健闘をたたえた。ロッテがラミゴの観客席にあいさつすると「千葉ロッテ、千葉ロッテ」と大きな声援が送られた。
ISHIGAKI26のファンクラブ会員、玉城幾枝さんは「2軍選手が宿泊するホテルの裏手で居酒屋を経営し、毎年選手と交流させてもらっている。今までクジ運のない人生だったが、QVCマリン公式戦観戦ツアーが当たりびっくりした。うれしいの一言。試合も楽しめた」と興奮した様子だった。
ロッテは15日オフで16日から第4クール。17日には紅白戦を予定する。