千葉ロッテマリーンズ1軍の石垣島キャンプが2月19日、打ち上げとなった。同日に沖縄本島に移動し、20日からオープン戦に入る。
今年のキャンプは第1クールと最後に雨に見舞われたが、まずまずの天候が続いた。ラミゴ(台湾)との交流戦2日間は夏日となった。
雨天のため屋内練習場で行われたキャンプの締めでは、選手・スタッフ、石垣市関係者が円陣を組んだ。鈴木大地主将が中心に入り、石垣市関係者やスタッフへお礼の言葉を述べ、「明日からオープン戦が始まる。チーム一人一人がリーグ優勝を目指し、最後には伊東監督を胴上げする気持ちでやっていきましょう」と締めくくり、手締めを行った。
その後全員が互いに握手をし、マウンドにあった塩で身を清める様子も。ルーキーの平沢大河選手は「すごく充実したキャンプを送れた。那覇に入ってからも結果を残せるようにアピールしたい」と抱負を語った。
「ISHIGAKI26」の大城文博会長は「当初天候が心配されたが、選手のけがもなく、まずまずのキャンプになったと思う。ラミゴとの交流戦も多くのお客さまに楽しんでもらえ、来年に向けて応援の勉強になった。多くの選手のグッズ提供により、たくさんのファンの皆さんに喜んでいただけた。チームと石垣が一体となった良いキャンプになったと思う」と振り返る。
1軍は20日に中日と北谷球場でオープン戦を戦い、練習試合も含め22試合を行う。2016年シーズン開幕は3月25日で、日本ハム戦がQVCマリンスタジアムで行われる。2軍は20日で石垣島キャンプを終え、鹿児島県薩摩川内市総合運動公園に移動する。