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石垣で「サンゴを守ろう・ヒマワリ大作戦」 芝浦工業大学の学生が主催

畑に移動してヒマワリの種植えを行う参加者

畑に移動してヒマワリの種植えを行う参加者

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 芝浦工業大学の学生が推進している「石垣島を元気にするプロジェクト」は2月28日、「サンゴを守ろう・ヒマワリ大作戦」を開催した。

紙芝居で分かりやすく紹介

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 3月5日のサンゴの日を含めた1週間に開催されている「石垣島サンゴウィーク」と連携して展開する同プロジェクト。石垣島の小学生を対象に、赤土流出問題などサンゴ礁保全に興味を持ってもらうことを目指し、今回で3回目の開催となった。

 同プロジェクトでは赤土の流出を防ごうと、栽培している植物を収穫せずに土と一緒に耕し肥料にすることができる「緑肥作物」の代表であるヒマワリの栽培も行っている。

 当日は、紙芝居でヒマワリが赤土流出を防ぎ、サンゴを保護することを分かりやすく紹介。植物がある場合と無い場合で土の流出がどうなるかを実験し、観察した。その後、畑へ移動しヒマワリの種植えを体験。参加した喜納正直くん(平真小1年)は、「紙芝居と実験が楽しかった。ヒマワリが、土が流れるのを止めて、サンゴを守ることが分かった」と笑顔で話した。

 同プロジェクト代表の金子侑也さんは「参加した19人の小学生にアンケートをしたところ、ほとんどが満足という回答を得られた。去年のイベントに来てくださった方も参加してくれて自信がついた。子どもたちから『ヒマワリの成長が楽しみ』と開花を期待する声が上がっていた」と振り返る。

石垣島サンゴウィークは3月5日まで。

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