八重山の食文化と地域経済に貢献を行うことを目的に9月1日から、「八重山そば選手権」が開催される。
沖縄県飲食業組合八重山支部、八重山調理師会、金城製麺所、荷川取食品、琉めん食品工業などで編成される八重山そば選手権実行委員会が主催する同選手権。昨年、第1回を開催したところ、参加店や観光客、市民から好評を集め、メディアやSNSなどで取り上げられたこともあり「八重山そば」のアピールに成功した。
選手権は、昨年と同じく「八重山そば部門」と「オリジナル汁そば部門」の2部門を用意。いずれも一般客が審査員となり、各店舗を巡って投票を行う。
「八重山そば部門」は、麺は平麺を基本(丸めんも可)とし、スープは鶏・豚・かつお・昆布。トッピングは細切りのかまぼこと肉のみとし、薬味としてネギやピパーツのみ使用が許されている。
「オリナル汁そば部門」は、八重山そば部門以外の汁そばで、ソーキそば、野菜そば、牛汁そば、やぎそば、カレーそばなど。麺にクロレラやフーチバーなどを練りこんであるものは同部門の対象となる。
同実行委員会会長の浦崎さんは「今年は参加店舗の紹介を中心に、八重山のおそば屋さんの案内本としてガイドブックも作製する」と話す。
現在、参加店を募集している。締め切りは7月20日。選手権は9月1日~10月16日が審査期間。表彰式は11月上旬を予定する。