UCI（国際自転車競技連合）公認「2016 ジャパンカップサイクルロードレース（2016JAPAN CUP CYCLE ROAD RACE）」のクリテリウムが10月22日、宇都宮市内大通りを会場にして行われ別府史之（トレック・セガフレード）がチーム力を生かした走りでゴールスプリントを制して2連勝を飾った。石垣出身の新城幸也（ランプレ・メリダ）は、4周目でスプリント賞を狙ってアタックを仕かけたがかなわず23日のレースに勝負をかける。

別府史之（トレック・セガフレード）がチーム力を生かした走りでゴールスプリントを制して2連勝

　25回大会を記念してコースを西側に延長して開催されたクリテリウム。1週がが1,55キロメートルから2,25キロメートルに延長。従来のパレード3週＋レース20周から、パレード2周＋レース15周となり、総距離が35,65キロメートルから38,25キロメートルに変更された。1週あたりの直線距離が長くなるためハイスピードでの周回となりエキサイティングな試合展開が予想されていた。

　この日の新城幸也は、ロードレースの会場となる宇都宮市森林公園で、フリーランの前にファンへのサインサービスを実施。多くのファンが新城幸也との楽しいひとときを楽しんだ。クリテリウムのパレードランでもファンとハイタッチをして走行した。

　新城幸也は、最初のスプリント賞（4周）を狙ってアタックをしかけたが、残念ながら獲得できず、井上和郎（ブリヂストンアンカー）が獲得した。