石垣-波照間線を運航しているエアードルフィン(那覇市)は4月より、離島周遊ツアーやチャーター便などのオプショナルプランの販売を開始する。
同社は昨年12月から石垣-波照間線を就航しており、運航は火曜・金曜・土曜・日曜の週4日。1日2往復している。
離島ツアーでは、波照間島観光の日帰りと1泊2日のプランがある。日帰りでは観光プラン(大人19,000円、小人15,000円)、レンタサイクルプラン(大人18,500円、小人14,500円)の2コースを用意。同社担当者は「観光プランでは日本最南端の碑や西浜ビーチなどを波照間島バス観光があり、レンタサイクルプランではサイクルのほかにバイク、カーも手配できる」と説明。1泊2日(大人22,700円~)では、宿泊施設をペンション最南端、民宿うるま荘、民宿みのる荘、星空荘から選んで利用できる。「希望があれば、レンタサイクルやレンタバイク、島内バス観光も手配する」(同)。
日本の最南端・波照間島と最西端・与那国島の2島を1日で観光するプランも用意。「島間の飛行時間は概ね30分で、島内を2時間ほど観光できる。飛行機だからできるツアーで、今までにないプラン」(同)。飛行機はチャーター便として運航するため、5人以上でツアーを組むという。そのほか波照間島・与那国島観光1泊2日のプランも予定している。
そのほか、遊覧飛行のフライトプランもあり、石垣空港から竹富島、小浜島を約15分飛行するAコース、黒島、新城島、小浜島、竹富島を約25分飛行するBコース、黒島、新城島、西表島、鳩間島、小浜島、竹富島を約40分飛行するCコースを用意。「上空300メートルを飛行するので、島の様子も見えるし、写真も撮れる。観光だけでなく、マスコミ関係の方にも利用いただける」(同)とも。
石垣-波照間、石垣-与那国、石垣-多良間のチャーター便販売も開始する。「時間を気にせず利用したいときに利用できる。天候不良で船が運航できないときや緊急時には最適。家族や友達同士、仕事仲間同士でまとめて購入するとチャーター料金がお得になるチャーター便回数券『ゆいチケット』も販売している」(同)と話す。
離島ツアーの問い合わせは中央ツーリスト(石垣市登野城、TEL 0980‐83‐5454)まで。