石垣で「宮良長包音楽祭」-沖縄現代音楽先駆者の功績伝える

フィナーレでは出演者全員と観客が声を合わせて、宮良長包の代表作「えんどうの花」を合唱

フィナーレでは出演者全員と観客が声を合わせて、宮良長包の代表作「えんどうの花」を合唱

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 石垣島出身で沖縄現代音楽の先駆者 宮良長包を記念した「宮良長包音楽祭」が6月14日、石垣市民会館大ホール(石垣市浜崎町)で開催された。

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 同音楽祭は、同市名誉市民でもある宮良長包の業績を後世に伝えようと2000年から行われているもので、今回で8回目。

 宮良長包は1883年石垣市新川生まれ。教員をしながら、八重山民謡の改作や沖縄音楽を取り入れた歌曲を発表し、100曲以上を作曲した。代表作には「安里屋ユンタ」「えんどうの花」などがある。

 第1部は歌声サークルピ・パーズによる「夕やけ」「桑の実」で始まり、まみーずは「あきずすいすい」「ちゅんちゅん雀」を合唱、宮良長包の教え子だったメンバーも在籍するコーラスあかようらは「猫(まやー)ユンタ」「泊り舟」を披露した。田代馨さんは「母恋し」をハーモニカで演奏し、声楽家の十文字恵美さんは「母恋し」「赤ゆらの花」などを独唱し観客を魅了した。

 今回初の試みとして、出演者と観客で宮良長包の歌を一緒に歌うコーナーも設けられた。出演者がマイクを持ちながら観客席を回り、マイクを向けられた観客が堂々と歌う姿が見られた。

 第2部はいしがき児童合唱団の「汗水節」で幕開け。YAEYAMAストリングスは「すみれ」「桃太郎」をバイオリンで演奏し、八重山高校合唱部は「オランダ屋敷」「すれみさく」を元気よく合唱。最後は石垣市出身の声楽家、田本徹さんが「鳩間節」「嘆きの海」をバリトン独唱で力強く歌い上げた。

 フィナーレでは出演者全員と観客が声を合わせて、宮良長包の代表作「えんどうの花」を合唱した。

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