「つながること、私達にできること。」をテーマに環境問題を考えようと「ちゅらしまecoフェスタ」が7月13日、バンナ公園北口の管理棟と広場(石垣市登野城)で開催された。
メーンとなる「ECOトーク」では、WWF Japanしらほサンゴ村の上村真仁さんが「暮らしの中でできる自然保護」、主婦の比嘉晶子さんが「島を愛する子育て主婦の市民運動奮闘記」、マクロビオティックカフェ「poco a poco」の岡田圭さんが「食卓から楽しくエコを」、滋賀県「土鍋カフェ楽ちゃん」の坂山保之さんが「食という切り口から動き出したSTOP六ヶ所再処理ムーブメントの今」と題して、それぞれ意見発表を行った。
上村さんはWWF Japanしらほサンゴ村の活動を紹介。「人間の暮らしがサンゴ礁に影響を与える。暮らしの中で一つひとつ解決していくことが自然保護につながっていく。自分たちの暮らしを見直していこう」と呼びかけた。
広場では、廃材のパラボラアンテナを使い太陽熱を集めて調理する「太陽熱クッキング」や自転車発電によって作るかき氷、「島の原風景を撮り戻そう写真展」などが行われた。訪れた家族連れは興味深そうに説明を聞き入り、太陽熱で熱くなっている鉄板を触って「こんなにも熱くなるのか」と驚いていた。そのほか、景品の当たる「環境○×クイズ」や三線ライブ、フリーマーケットなどが行われた。
同フェスタ実行委員の栗村さんは「地球温暖化やオイル高騰、食の安全など、いろいろな不安に対して、子どもたちのためにどうすればいいのかと考えた。そんな中で、みんなで考えられる場所を作りたかった。滅多に聞けない話もあるので、きっかけにしてもらえれば」と話す。
自転車発電で作るかき氷(関連画像)太陽熱で作る焼きそば(関連画像)「もったいないばあさん」のレポート展-地球の問題考える機会に(天神経済新聞)屋外広告をエコバッグにリサイクル-ピヴォで限定販売(札幌経済新聞)湘南・野菜ソムリエの移動スープ店、「ap bank fes」に初出店へ(湘南経済新聞)