女性団員も「はしご乗り」で無災害祈願-石垣で消防出初め式

県内でも珍しいはしご乗り。大勢の観客が見守る中で行われた

県内でも珍しいはしご乗り。大勢の観客が見守る中で行われた

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 石垣市の「2009年消防出初式」が1月11日、消防庁舎駐車場で行われた。

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 式典では、大浜長照市長が「災害が発生した場合、消防署・消防団との連携が必要。今後とも市民の安全と財産を守り、火災などの災害に対処するために強い消防体制で頑張ってほしい。安心・安全の町づくりに務めていきたい」と式辞。続いて、兼島規八重山支庁長が仲井眞弘多知事からのメッセージを代読し、入嵩西整市議会長が祝辞を述べた。

 式典終了後に行われたアトラクションでは、あまかわ幼稚園幼年消防クラブによるダンスや消防団員のはしご乗り、消防職員の救助展示訓練が披露された。県内でも珍しいはしご乗りでは、不安定なはしごの上で消防団員らがバランスを取りながら、さまざまな技を繰り出した。技が決まる度に会場からは大きな拍手が起こった。最後は第4分団の浦崎尚子分団長、与那覇朝美さん、籾山綾子さん女性3人がはしごに登り、見事に「火の用心」「謹賀新年」「無病息災」の垂れ幕を掲げた。

 救助展示訓練では、ほふく救出やブリッジ救出、応用登はんなど、消防職員が訓練の成果を披露。そのほかにもミニ消防展やミニ消防車「消ちゃん号」の乗車会、はしご車体験などもあり、子どもたちを喜ばせた。

 最後は1年の無災害を祈る一斉放水が行われ、出初め式を締めくくった。

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