石垣の市役所通りに3月1日、「Dining Bar Bum’s(バムズ)」(石垣市大川)がオープンした。
店舗面積は86平方メートル、席数はカウンターとソファ席を合わせて35席。店内は濃い木目調の床とテーブルに白い椅子で落ち着いた雰囲気に仕上げ、看板やテーブル、シャコ貝のランプなどはスタッフが手作りした。
スタッフは石垣好きが高じて店を作ったオーナーをはじめ、北から南下し全国の都道府県全てに滞在した事のあるシェフ、海外や本土でバーテンダーとしてサービスしてきたフロアマネジャーなど個性ある経歴の持ち主ばかり。
食事メニューは、3種のソースから選べる「バッファローウィング」(750円~1,200円)や「石垣牛でロコモコ」(1,200円)、「ゴルゴンゾーラのピザ」(850円)、「アンチョビのペペロンチーノ」(M=800円、L=1000円)、「冷たい焼プリン」(550円)など約60種類。ドリンクは100種類以上あり、今後日替わりメニューなども提供していく予定。
フロアマネジャーの小野田圭介さんは「世界で1,300本しか作られていないウイスキーを安価で提供することや、フルーツを使ったフレッシュカクテルでは注文を受けてから搾る新鮮さが売り。料理はボリュームが多めで安価に抑えていることや大きさを選べるのも当店の特徴」と話す。
本土で培ったサービスをここで提供することを信念としているが、「オープン前とオープン後は客層を含め想定していたことと違うものがあった」と小野田さん。「これからコンセプトも柔軟に作り上げていきたい。石垣島のいい部分と本土のいい部分のそれぞれを取り込みながら、お客さまが落ち着いて過ごせる空間をつくりたい」と意気込みをみせる。
営業時間は17時~翌3時。フードのラストオーダーは23時30分で、それ以降はバータイムとなる。水曜定休(場合により営業)。