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石垣から支援物資を被災地へ-子ども服や絵本、黒糖など

市民から集められた支援物資が被災地へ

市民から集められた支援物資が被災地へ

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 八重山地域から東日本大震災の被災地へ向けて支援物資を送る活動が相次いでいる。

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 今月25日・26日に支援物資を送ったのは八重山ライオンズクラブと親子石垣クラブ。八重山ライオンズクラブは黒糖4,500袋やタオル、親子石垣クラブが集めた子ども服などをコンテナ2台に積み込み、船会社や各地のライオンズクラブの協力を得て被災地へ送った。

 親子石垣クラブは震災発生直後に市民に呼びかけ、19日・20日に石垣市健康福祉センターで市民から提供を受けた。乳幼児から中学生までの衣類を中心にタオルやおむつ、絵本などが次々と持ち込まれ、市民ボランティアがサイズや品物別に箱詰め。使う人の気持ちを考えて念入りに検品し、ちょっとしたシミや破れがある物も除き、理由を説明して持ち帰ってもらった。一部は同日開催されていたフリーマーケットに出品し、収益金で生理用品などを購入して支援物資とした。

 子ども服を持って来た大島真実さんは次の日が4人目の出産予定日。「映像を見てショックだった。子どもたちのために少しでも役に立てばと思って動けるうちに持って来た」と話した。「3人の子どもたちも自分のお気に入りの服を出してくれた」とも。

 このほか沖縄福島県人会先島支部は原発が心配される福島県へ支援物資を送るなど、民間ルートでの搬送が積極的に行われている。

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