石垣島の黒毛和牛と八重山近海で捕れた新鮮な魚を鉄板焼きで提供する店「鉄板ステーキさいごー家(さいごーや)」(石垣市新川、TEL 0980-83-1322)が7月30日、八重山平和祈念館近くにオープンした。
地元客や観光客に気軽に石垣島の良質な黒毛和牛と海の幸を提供しようと、美崎牛を生産する美崎畜産と水産業を営む勝水産がタイアップし開いた。きめ細かく柔らかな肉質で人気の「石垣島の美崎牛」のほか、勝水産が選んだ新鮮な八重山近海魚を鉄板ステーキで提供する。
店舗面積は30坪で、席数は32席。看板から内装まで全て従業員による手作り。店名の「さいごー家」は、勝水産の玉城勝行社長の屋号から名付けた。
鉄板メニューは「美崎牛サーロインステーキ200グラム」(2,800円)、「本マグロの大トロステーキ」(3,200円)、「本マグロのほほ肉ステーキ」(1,800円)、「ミーバイのヒレステーキ」(1,800円)など18種。全ての鉄板メニューに新潟産こしいぶきを使ったライス(大盛り無料)、サラダ、スープ、デザートが付く。そのほか、「ガーリックシュリンプ」「五色野菜の冷製トマト煮」(以上800円)などの単品メニューや「八重山そばセット」(500円)なども用意し、今後、新メニューも加えていく。八重山在住者を対象にした「島んちゅ割」も展開。
ドリンクは「ビール」(300円)、「泡盛」(3合瓶1,500円、2合瓶1,000円、グラス250円)、「グラスワイン」(350円)、「マンゴージュース」(500円)や「さんぴん茶」(250円)など。ランチでは、150円追加でソフトドリンク(コーヒー・紅茶)、250円追加でビール(オリオンサザンスター)を用意する。
勝水産の統括部長真栄里里紗さんは「サラダやデザートにもずくを利用したり、スープのだしはミーバイ(ハタ類)の骨でととったりするなどは普通のステーキハウスにはない部分だと思う。マグロのほほ肉ステーキやミーバイの鉄板ステーキなども珍しいのでは」と話す。
営業時間は11時~14時、17時~21時。水曜定休。