FMいしがきさんさんラジオは8月23日、「真心の葬祭・法事センターゆいホール」(石垣市登野城)で8月23日、アンガマ演舞の公開収録を行った。
収録は八重山の伝統芸能を継承していく活動の一環で、大浜青年会、大川青年会、平得青年会、石垣青年会の4団体がアンガマ演舞を披露。会場はカメラを手にした観光客や子ども連れなど大勢の観客でにぎわった。
アンガマは、あの世からの使者と言われるお面をかぶった翁(ウシュマイ)と媼(ンミー)の二人が仮装した花子(ファーマー)を引き連れ、家々を訪問。珍問答や歌や踊りを繰り広げる八重山の伝統行事。
平得青年会のアンガマでは、ウシュマイが「死んでからくること」「必ず一人でくること」など、あの世に行くときの注意事項で会場の笑いを誘った。また、石垣青年会は「鷲ぬ鳥節」「鳩間節」「石垣口説」などの八重山舞踊を披露し、観客から拍手をあびていた。
今年の旧盆は25日が迎え日、27日に送り日。会場では花や旧盆菓子などの販売も行われ、多くの来場者が買い求めていた。