石垣市内のガソリン価格が5月12日、150円を超えた。
ガソリン価格の値上げは4月28日に続いて今年2回目。レギュラーガソリンが6円の値上がりとなり、リットルあたり152円となった。ハイオクは162円、軽油は121円となっている。
石油情報センターによる石油製品の市況動向調査(7日発表)では、レギュラーガソリンの店頭価格は全国平均で134円で、1月に記録した今年の最高値133.9円を更新。いまだ上昇傾向にあるという。昨今の原油価格高騰を背景に、国内の石油元売り各社が卸売価格を大幅に引き上げたため、店頭価格も値上がりせざるを得ない状況だ。
市内で給油所を経営している石垣エスエスグループの蔵盛永秀総括SS運営部部長は「原油価格は毎週変動している。卸売価格はどうしようもなく、企業努力では限界に来ている。さらに八重山は輸送の問題もある。市民の皆様にはご理解を頂きたい」と利用客へ理解を求めている。