「集う・学ぶ・育む~結いの心で地域づくり~」をテーマに「石垣市生涯学習フェスティバル」が2月26日、石垣市民会館中ホール(石垣市浜崎町)で開催された。主催は石垣市教育委員会。
開会行事では同委員会の玉津博克教育長が「フェスティバルは今年で10回目を迎えた。市民一人ひとりの生涯学習への意欲を高め、学習活動への参加促進と一層の振興を図りたい」とあいさつ。真喜良小学校子ども獅子の勇壮な舞も披露された。
舞台発表の部には小学生から老人クラブまで幅広い年齢層の14団体が出演。活動報告やダンス、民謡、演奏などを繰り広げた。
崎枝小中学校の全児童16人はハッピールーム活動として、地域行事や料理、ブラジルの小学生との交流などを紹介。学年の垣根を越え、兄弟姉妹のように日々を過ごしている様子をスライドを使って発表した。
なかよしサークル「しまかぜ学級」は月1回程度、石垣島の特色、文化を生かした活動をしている人々を講師として招き体験学習を行っている様子を紹介。学習成果の一つとして八重山舞踊「鷲ぬ鳥節」を披露した。
展示の部には放課後子ども教室や各社会教育団体、生涯学習関係団体、サークルなどが積極的に活動した成果が並び、会場を訪れた市民の関心を集めた。ロビーでは体験教室として、たこづくり、子ども呈茶席、手作り食品販売のバザー、放送大学の紹介も行われた。