石垣市役所のロビーで現在、「新石垣空港開港一年前市役所ロビー展」が開催されている。
2013年3月7日の開港に向け、1年前となる今月7日から行っているもの。新空港旅客ターミナルビル(仮称)完成予想模型(縮尺:200分の1)を設置し、テレビモニターでイメージ画像を上映。マスコットキャラクター「ぱいーぐる」の大型イラストも玄関入口に展示している。
初日に中山義隆石垣市長は「新空港開港まであと1年、無事に開港できるように石垣市民が力を合わせ、また夢を膨らませてほしい。開港後は多くの観光客が訪れることが予想される。残り1年で産業全体の準備を急ピッチで整えたい」とあいさつした。
新空港は2000メートルの滑走路工事がほぼ終わり、ターミナルビルを建設中。9月に工事が完了し、その後飛行検査などが行われる予定。滑走路が500メートル延長されることから中型ジェット機の運航、国際線運航によるアジア各国からの観光客誘致が期待されている。アクセス道路や県道石垣空港線は2016年度に供用開始予定で、市街地からの所要時間が39分から23分に短縮することが見込まれる。
ロビー展は今月16日まで。730交差点では電光掲示板で開港日までのカウントダウンを表示している。