八重山の素材をふんだんに使ったラーメンを提供する「げんき食堂」(石垣市美崎町、TEL0980-88-7500)が4月1日、オープンした。
席数はカウンター、テーブル、座敷の合わせて32席。店主の木部行裕さんは10年前に東京から移住。日本料理店での板前経験を生かして居酒屋の新規開店などを手掛けてきたが、10年の節目に自分の店を持とうと同店を開店。子どもの名前を取って「げんき食堂」と名付けた。
メーンはラーメン。「八重山」「八重山しょうゆ」「八重山塩」の各味(680円)にチャーシューなど6種類の「トッピング」(100円~)、自家製焼きギョーザ(6個400円)、焼き豚焼き飯(650円)などを提供する。
「スープは島豚をベースに20時間ほどかけて煮込んだ濃厚豚骨スープ。タレには石垣の塩のほか4種類をブレンドし、黒糖、泡盛を使った。八重山の食材をふんだんに使えばこんなにおいしいラーメンができる」と木部さん。好みに応じて太麺と細麺、麺の固さ、味の濃さ、背脂の多め・少なめなどを選べる。テーブルの上には「魚粉」も。
木部さんは「飲食店が立ち並ぶ美崎町で営業時間を遅めに設定し、酒を飲んだ後や飲食店で働く従業員が仕事の後に立ち寄りやすいようにした。ラーメン好きの観光客の皆さんにもご当地ラーメンを味わってもらえれば」と話す。
営業時間は19時~翌4時(ラストオーダー)。