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「八重山の産業まつり」盛況に-Y-1グランプリは5業者選出

「八重山の産業まつり」Y-1グランプリ受賞者

「八重山の産業まつり」Y-1グランプリ受賞者

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 「『地産地消』~世界にみせよう!YAIMAからのおくりもの~」をテーマに、「八重山の産業まつり」が5月12日・13日の2日間、石垣市中央運動公園屋内練習場(石垣市登野城)で開催された。

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 泡盛やサンゴなど八重山の特産品を扱う店、シーサー作り教室の体験ブースなど今年は約130社が出展。島の食材で商品開発を行う八重山商工高校発の「美島商娘(ちゅらしましょうこ)」、島のブランディング事業「石垣島スパイスマーケット」などのブランドブース、太陽光発電や電動バイクなどのエコ関連商品を紹介するブース、航空会社、ウエディング業者などさまざまな業種が企業自社商品やサービスをPRした。初めて設置された台湾ブースも訪れた市民らでにぎわいをみせた。

 ステージでは子ども演劇「オヤケアカハチ」や腕相撲大会、石垣第二中学校吹奏楽・マーチングバンド演奏などの多彩なステージが繰り広げられ、訪れた家族や仲間同士で祭りを満喫している様子だった。

 県内外のバイヤーが地元業者の商品を評価する「バイヤーマッチング」や、八重山の隠れた産品を掘り起こし地産地消の発展に寄与する目的で選出される「Y-1グランプリ」も行われた。「Y-1グランプリ」には32業者がエントリー。来場者による投票、バイヤーや実行委員らによる審査の結果、5業者がグランプリに選ばれた。

 実行委員長の西表晋作八重山青年会議所長は「祭りの来場者が以前より多く、年々認知されてきていると感じる。出店者ものぼりを立てるなど工夫を凝らしている」と振り返り、「Y-1グランプリなどを通してもっといい産業を作っていきたい。台湾訪問団には来年も来てもらいたいし、これを機に台湾と八重山の交流を進めていけたら」と、今後の取り組みに意欲を見せた。

 Y-1グランプリに選出された業者は以下の通り。

【屋内飲食の部】石垣島海のもの山のもの「石垣島紺フィチュールパイナップル&ジンジャー」、石垣島かつおだし「かつおのお出汁」
【屋内非飲食の部】川平焼凛火「川平の雫」、あーびゃんもーゆ「田島理容室ヘアーローション」
【屋外飲食の部】波ノ屋「しまやき塩豚」

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