沖縄を代表する民謡歌手・古謝美佐子さんが6月2日、石垣市民会館（石垣市浜崎町）でチャリティーコンサートを開催する。古謝さんが石垣でコンサートをするのは初めて。

　古謝さんは沖縄県嘉手納町出身。9歳でレコードデビューし、1986（昭和61）年から坂本龍一さんのユニットに参加。1990年から「ネーネーズ」のリーダーとして活動し、1995年の脱退後はネーネーズのプロデューサー、ソロ活動、さまざまなジャンルとのコラボレーション公演など幅広く活躍している。自作詩の子守歌「童神」は、夏川りみさん、山本潤子さんをはじめ国内外で多くの歌手や演奏家にカバーされ、愛される曲の一つ。

　昨年3月の東日本大震災後は東北地方に何度か足を運び、慰問公演などを行っている古謝さん。「結い、結い、チャリティーコンサートin ISHIGAKI」と題した同コンサートの収益金も東北支援のために寄付する予定。

　当日は古謝さんのほか、佐原一哉さん、仲田かおりさん、「ウィングキッズリーダーズ」が出演。主催する同実行委員会の石垣さんは「石垣では初めてのコンサート。ぜひ多くの人に来てもらいたい」と呼び掛ける。

　17時30分開場、18時開演。料金は前売り2,500円、当日3,000円で、チケットは、「タウンパルやまだ」「Booksきょうはんやいま店」「たかしの店」「大浜印刷」で取り扱う。問い合わせは、下里さん（TEL 090-3794-3096）、石垣さん（TEL 090-1945-0353）まで。