JAL・JTAグループのJTA商事(那覇市山下町)は4月19日、今年度の新商品として「八重山の星空」をテーマにしたツアー「星の島 八重山」を発売した。
同ツアーは地元の観光関係者や行政、商工会、経済界などで構成する「八重山観光マーケティング会議」や石垣島天文台、八重山星の会が協力して開発。「八重山の独自性を磨き、地域ファンを獲得して持続的な観光地として発展させること」を目指して商品化した。
ツアーは全10コース。石垣島では「古民家で『やいまの宴』と星空散策」をはじめ「ティンガーラ(天の川)クルーズ」「夜の川平湾と星空ウオッチング」など5コース。西表島では「夜のバラス島上陸天の川ツアー」など3コース。このほか小浜島、波照間島で星空を楽しむツアーを用意する。
パンフレットではツアーの紹介だけでなく、季節ごとの星空や昔ながらの暮らし、民謡、祭り、星にちなんだ物産品などを掲載し、八重山の星空の魅力を伝えるガイドブックとして使える内容に工夫。「全天で21ある1等星が全て見える」「88ある星座のうち84が見られる」「大樹の揺らぎがなく空がクリア」「星にまつわる民謡や民話が息づく」と、同エリアの空が「特別な星空」であることをアピールする。
参加申し込みは全国の旅行会社のツアーを利用するか、石垣島の旅行会社、ホテルでも受け付ける。