第59回沖縄県民体育大会が11月18日・19日(前期)と24日・25日(後期)、先島地区(宮古島市、石垣市)で開催された。石垣市で開催されるのは10年ぶり。
石垣市では前期にサッカー、相撲、ソフトボール、剣道、空手道、後期に陸上競技、ハンドボール、軟式野球の8競技が行われ、県内から約4,500人が参加した。
陸上競技は10月に全天候型に改修された中央運動公園陸上競技場(石垣市登野城)で行われ、各地域の代表選手たちがトラック競技やフィールド競技で力強いプレーを見せた。
八重山勢の活躍も見られ、一般女子100メートルでは、新村弘美さんが12秒10で大会2連覇、同200メートルでも25秒00の大会新記録で優勝した。男子40代円盤投げでは米盛博文さんが38メートル60で優勝。同砲丸投げも14メートル15の県新記録で優勝した。
そのほかの八重山勢では、男子30代走り幅跳びで照屋憲さん、一般女子やり投げで宮平八重乃さん、男子40代800メートルで富崎義明さんがそれぞれ優勝を果たした。
壮年の部では、米盛さんの活躍や年齢別400メートルリレーでの上位入賞により、石垣市が総合1位を獲得した。
女子円盤投げでは沖縄市の山城美貴さん、一般男子400メートル障害で名護市の當眞裕樹さん、一般男子200メートルで沖縄市の知念玲亜さん、女子400メートルリレーで宜野湾市がそれぞれ大会新記録で制した。男女総合成績では浦添市が初めての1位を獲得した。